大田区のご家族様からの、優しさの贈り物に感謝を。

2025/07/07 ブログ

皆様、こんにちは。アーバンペット葬儀社のわたなべです。

本日は7月7日、七夕ですね。笹の葉に飾られた短冊に、それぞれの願いを込める日本の美しい文化。皆様は、どんな願い事をされますでしょうか。私は、虹の橋を渡っていった子たちが、天の川のほとりで安らかに、そして楽しく過ごしてくれていることを、そっと願わずにはいられません。

そんな星に願いを馳せる今日、先日お伺いした大田区のご家族様からいただいた、あまりにも温かい「想いのバトン」についてお話しさせてください。

先日私たちは、長年連れ添った大型犬のワンちゃんを亡くされた、大田区のご家族様のもとへお見送りのためお伺いしました。きっと、大きく、賢く、そしてご家族の皆様をその逞しい体で守る、とても優しい子だったのでしょう。ご家族皆様の深い悲しみ、そしてワンちゃんへ注がれる愛情の深さが、痛いほど伝わってくる、静かで荘厳なセレモニーでした。

そして、無事にお骨上げまでを終えた時のことです。ご家族様が、大きな段ボール箱をそっと差し出してくださいました。それが、今回掲載させていただいたお写真です。

箱の中には、あの子が大好きだったという、たくさんのガムやジャーキー、そしてフードがぎっしりと詰まっていました。

「体の大きな子だったので、おやつもたくさん用意していたんです」

「もう、あの子は食べられなくなってしまって…。でも、この子が生きていた証のような気がして、とても捨てられなくて」

そう言ってうつむかれるご家族様の目には、大好きなおやつを美味しそうに食べる愛犬ちゃんの姿が、ありありと映っているようでした。

そして、こう続けてくださいました。

「もし、どこかで同じように、ご家族を待っているワンちゃんがいるなら…。この子の分まで、たくさん食べて、元気になってほしいんです。どうか、役立ててください」

愛する家族を失った深い悲しみの中、他の誰かのために、他の子たちのためにと差し出された、優しさの塊のような贈り物。それはまるで、天の川へ旅立ったワンちゃんへの「安らかに」という願いと、地上に残された仲間たちへの「幸せに」という願いが込められた、一枚の美しい短冊のように、私には感じられました。

お預かりした尊い想いのバトンは、私たちが責任を持って、動物保護団体様などへお届けいたします。このフードが、保護された犬たちのお腹を満たし、このおやつが、新しい家族との出会いを待つ日々の、ささやかな楽しみとなることでしょう。

ご家族様の優しさと、天国へ旅立ったワンちゃんの愛情が、確かに次の命へと繋がっていく。その架け橋の一端を担わせていただけることに、私たちはこの上ない誇りを感じております。

大田区のワンちゃんのご家族様、この度は本当にありがとうございました。皆様の温かいお心遣いに、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

天の川のほとりで、ワンちゃんがご家族様のことを見守り、そしていつか、きらめく星の橋の上で再会できる日が来ることを、心から信じております。

 

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