千葉県で記録的な豪雨 大雨からペットちゃんを守るために今できる備えと避難
こんにちは。アーバンペット葬儀社のわたなべです。
先週、千葉県では非常に激しい雨が降り、浸水や交通への影響など、大きな被害が発生しました。
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
私はお休みをいただき、東北の方へ旅行に行っていましたが、テレビで放送される現地の様子を見て驚きました。怖い思いをしたペットちゃんも多かったのではないでしょうか。雷や強い雨音に怯えてしまった子、いつもと違うご家族の様子を感じ取り、不安そうにしていた子もいると思います。
気象庁の銚子地方気象台では、2026年8月13日に発生した今回の大雨を「令和8年8月千葉豪雨」として案内しています。一部の市町ではレベル5特別警報も発表されました。
千葉県によると、8月13日の大雨では甚大な被害が生じ、その後も土砂災害、浸水害、洪水災害への警戒が呼びかけられました。道路の交通規制や鉄道の運転見合わせなど、雨がやんだ後も生活への影響が続いています。
今回の豪雨を「大変だったね」で終わらせず、大切なペットちゃんの命を守るために、私たちが今できることを改めて考えてみたいと思います。
大雨では「まだ大丈夫」と思っている時間がとても大切です
大雨や台風は、地震とは少し違います。
ある程度、事前に危険が近づいていることを知ることができます。
千葉県も、風水害に備えて防災気象情報をこまめに確認し、雨や風が強くなる前に、備蓄品や非常用持ち出し品、避難経路などを確認するよう呼びかけています。
ペットちゃんと一緒の場合は、なおさら早めの判断が大切です。
人だけならすぐに家を出られても、犬ちゃんにはリードやハーネスが必要です。猫ちゃんや小動物ならキャリーやケージに入ってもらわなければなりません。
高齢の犬ちゃん、足腰が弱った子、持病のある子の場合は、移動そのものに時間がかかります。
「雨がもっと強くなってから考えよう」では、間に合わなくなる可能性があります。
川や用水路の水位を見に行く必要はありません。冠水した道路に車で入ることも危険です。実際に今回の豪雨でも、千葉県は冠水した道路への車での進入を避けるよう注意を呼びかけました。
人もペットちゃんも、安全なうちに動く。
これをぜひ覚えておいてください。
「同行避難」は、ペットちゃんと同じ部屋で過ごせるという意味ではありません
災害時のペットちゃんとの避難について、知っておきたい言葉があります。
「同行避難」です。
同行避難とは、災害が起きたとき、飼い主さんがペットちゃんと一緒に安全な場所まで避難することです。
環境省も、飼い主自身と家族の安全を確保したうえで、ペットと一緒に避難できるよう日頃から備えておくことを案内しています。
ただし、ここには注意点があります。
「ペットと避難所まで一緒に行ける」ことと、「避難所の同じ部屋で一緒に生活できる」ことは同じではありません。
千葉県では、避難所の居住スペースでは原則としてペットと同居できず、屋外などに設けられた所定の場所でケージに入れて飼育するケースが一般的だと案内しています。受け入れ方法は避難所ごとに異なります。
だからこそ、大雨が来てから調べるのではなく、今のうちにお住まいの市区町村へ確認しておくことが大切です。
「うちの近くの避難所は犬を連れて行ける?」
「猫はどこで過ごす?」
「大型犬の場合は?」
「車での避難は可能?」
「避難所が難しい場合、親戚や知人宅へ行ける?」
家族で一度、話してみてください。
ペットちゃん用の「防災バッグ」を作りましょう
人間用の非常持ち出し袋とは別に、ペットちゃん専用の防災バッグを一つ用意しておくと安心です。
中に入れておきたいものは、たとえば次のようなものです。
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普段食べているフードと飲料水
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常備薬、療法食
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リード、首輪、ハーネス
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キャリーバッグやケージ
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ペットシーツ、猫砂、排泄物を入れる袋
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タオル、ウェットティッシュ
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食器
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ペットちゃんの写真
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飼い主さんの連絡先を書いたもの
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ワクチン接種歴や通院・投薬内容が分かるもの
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好きなおやつや安心できる小さなおもちゃ
特に持病のある子の場合、薬は忘れてはいけません。
災害時には、いつもの動物病院へすぐ行けるとは限らないからです。
また、迷子対策も重要です。
首輪や迷子札、マイクロチップの登録情報などを確認しておきましょう。
キャリーに入る練習も「防災」です
猫ちゃんの飼い主さんからよく聞くのが、「いざというとき、キャリーに入ってくれない」という悩みです。
普段は自由に暮らしているのに、突然キャリーを出して追いかければ、怖がって逃げてしまう子もいます。
だから、キャリーを押し入れの奥へしまい込まず、普段から見える場所に置いてみるのも一つの方法です。
中にお気に入りの毛布を入れる。おやつをあげる。短時間だけ扉を閉めてみる。
少しずつ慣れてもらいます。
千葉県も、犬の場合はリードや首輪を確認すること、小型犬ではキャリーバッグも活用すること、猫はキャリーバッグやケージに入れて避難することを案内しています。
環境省も、災害に備えて普段からキャリーバッグやケージに慣らしておくこと、基本的なしつけや健康管理を行うことが重要だとしています。
これは災害のためだけの特別な訓練ではありません。
日常の延長にある備えです。
江戸川区で犬のしつけ、老犬介護、リハビリなどに長く携わっているペットケアサービスLet’s(株式会社レッツ)代表の三浦裕子氏も、ペットと飼い主さんが生涯を楽しく過ごせるよう、年齢に合わせた飼い方やホームヘルスケアを支える活動を続けています。
普段からその子の性格や体調を理解し、「この子なら災害時にどう動くだろう」と考えておく。それ自体が立派な防災だと、私は思います。
避難経路はペットちゃんと一度歩いてみてください
ハザードマップを見るだけでは分からないことがあります。
普段歩いている道でも、大雨になると状況は変わります。
低い道路、地下道、小さな川、用水路、崖の近く。
ペットちゃんを抱えたり、キャリーを持った状態では、普段なら気にならない坂道や段差も大きな負担になります。
千葉県では、避難場所がペットを受け入れているか確認するとともに、実際に動物を連れて避難場所まで行き、所要時間や危険な場所、迂回路などを確認することを勧めています。
晴れている日に、一度歩いてみてください。
「ここは水がたまりそう」
「この道より、こっちの方が安全そう」
「キャリーを持ちながらだと15分では着かないな」
そんな気付きが、いざというときに役立ちます。
私たちがペット葬儀の仕事をしていて感じること
アーバンペット葬儀社では、日々、ペット火葬やペット葬儀を通して多くのご家族のお別れに立ち会っています。
その中で強く感じるのは、ペットちゃんとご家族が一緒に過ごした時間は、あとから買い戻すことができないということです。
だからこそ、災害から命を守るための備えについてもお伝えしたいと思っています。
ペット葬儀の会社が防災の話をすることを、不思議に思われる方もいるかもしれません。
けれど、私たちが願っているのは、お別れを急ぐことではありません。
大切な家族と、一日でも長く穏やかに暮らしていただくことです。
今回の千葉豪雨を機に、ほんの10分でも構いません。
ペットちゃんのフードはあるか。
薬は足りているか。
キャリーはすぐ出せるか。
避難場所はどこか。
そこへペットちゃんを連れて行けるか。
確認してみてください。
アーバンペット葬儀社は千葉県全域でもペット火葬・ペット葬儀のお手伝いをしております。日頃から千葉県内の多くのご家族と接する私たちにとって、今回の豪雨は決して他人事ではありません。
被害に遭われた地域が一日も早く落ち着きを取り戻し、人もペットちゃんも、安心していつもの生活に戻れることを心より願っています。
どうか皆さまも、これからの大雨や台風に十分お気をつけください。
そして今日、隣にいるペットちゃんとの大切な時間を、どうぞ大事にお過ごしください。
アーバンペット葬儀社
わたなべ
参考情報
気象庁・銚子地方気象台「令和8年8月千葉豪雨」関連情報、千葉県防災ポータルサイト、千葉県「ペットとの避難計画」、環境省「ペットの災害対策」を確認のうえ執筆しています。
アーバンペット葬儀社では、東京都23区・千葉県全域・埼玉県南東部で、ペットちゃんの火葬・葬儀を承っております。
ご家族様のご希望に合わせて、個別火葬・合同火葬の各プランをご案内しております。
※小動物合同火葬永代供養プランを除き、火葬にお立会いいただけます。
年中無休・24時間対応
火葬・葬儀は24時間対応しております。
当日のご相談・ご葬儀も承っております。
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