亡くなってしまったら

旅立ちを前に
「最後にしてあげられること」

愛する家族の突然の不幸は、誰しもが悲しみのあまり気が動転してしまい、何をすればよいのか戸惑い、不安な気持ちになってしまいます。

ペット葬儀社 アーバンでは、無料電話相談を受け付けておりますので、困った事や聞きたい事があれば、いつでもご連絡ください。

亡くなってしまってから葬儀までどのようにしたら良いか等ご相談に応じてアドバイスさせていただきます。
 

大切な家族との想い出を胸にしまい、感謝の気持ちと共に天国で安らかに過ごすことを祈り、旅立ちを見送ることはご家族様が「最後にしてあげられること」です。

ペット葬儀社 アーバンはペット葬儀の専門店としてお客様の思いを受け止めて、大切な家族の最後の旅立ちを真心を込めてお手伝いをいたします。

「愛情と感謝」を葬送への気持ちとつなげ、

旅立ちを迎える愛する家族のために落ち着いて準備を整えてください。

ご葬儀までの安置方法のご説明が少しでもご家族様のお力になれれば嬉しく思います。

安置する部屋を決めましょう

先ずは同じ立場になって考えることが大切です。

一番安心できる場所はどこかを考えた時、自分の匂いが残っている場所と言えるのではないでしょうか。

愛着のある部屋に愛用していたマットやタオル等を敷いて安置できれば理想的ですが、そのような部屋が無い場合や、場所によって生活に不都合が生じる場合等は、愛用していたゲージ等に安置しても良いでしょう。

安置する時は直射日光が当たらなく、風通しの良い部屋が理想的です。

※マットやタオルは新品である必要はありません。清潔であれば、生前愛用していた物の方が安心できる筈です。

犬や猫など小さな動物の死後硬直は思ったより早く進み(約2時間程)、そのままですと手足が突っ張ってしまいます。(そのままだとお棺に入らない場合もあります)

硬直が始まる前にまぶたを閉じ、手足を胸の方にやさしく折り曲げてあげましょう。

寝ている時のようなリラックスした姿勢にしてあげるのがよいでしょう。

※硬直が始まってしまった場合は無理に動かす必要はありません。

身体を清めましょう

毛並みを整え、ぬるま湯で湿らせ、しっかりと絞ったタオルで全身をきれいに拭いてあげましょう。

この時、自然に口や鼻、お尻などから体液や排泄物が出てくることもありますが、これは動物である以上自然な現象で人でも同じ事が起こります。

個体差はありますが時間の経過と共に落ち着いてきますので、その都度きれいに拭いてあげてください。

程度によってはその部位にティッシュや脱脂綿等をつめて、必要に応じて交換してください。

ご家族様にとっても「最後のお世話」ですから、悔いが残らないような「旅支度」を真心を込めてお世話をしてあげてください。 

安心して眠れる場所を作りましょう

ダンボールなどのケースに毛布やバスタオルを敷いて安置します。

体液がしみ出す場合がありますので、その下にペットシートやビニールを敷くと良いでしょう。

そして、保冷剤や袋に入れた氷(ペットボトルで水を凍らせたもの)等を乾いたタオルで包み、水が滲まない様にしてからお腹や顔の辺りを中心に冷やしてあげてください。

この時、毛布やバスタオルなどでペットの体を一緒に包むようにすると、保冷性が保たれます。

また、夏場や2~3日家の中で安置する場合には、エアコンをなるべく低い温度で設定し、ご遺体が腐敗するのを防ぎましょう。

ペットが愛する家族と過ごせる最後の時間です。愛情をたっぷり注いであげてください。

お供え物の準備(枕飾り)

愛用していた器に好物や主食(ペットフード等)お水を、ご遺体のすぐ脇にお供えしてあげてください。

お写真やお花飾り、愛用のおもちゃがあれば一緒に置いていただいても結構です。

※人の場合に習って、枕飾りテーブルや、小さな題に白い布をかけて用意し、お供えする方もいらっしゃいますが、ペットにとって高いテーブルでの食事は不自然な状態となりますので、できれば生前食べていた時と同じような環境を作ってあげてください。

「生前の姿で自宅で過ごせる最後の時間」です。「より安心して過ごせる環境」を整えてあげてください。

※宗派についてですが、ペットにとっては「人間社会の文化」は関係の無いことなので、人と同様の枕飾り(一般的な仏式の枕飾り)をする必要は無いと考えもあります。

但しご家族様が望む葬送の形態としてお考えになる場合は、ご自由に準備していただけます。

仏式(宗派に応じて線香、香炉、菊等)、神式(榊さかき)、キリスト(カーネーション等の洋花)など。

お線香、お焼香などを用意するのですか?と言う質問をお受けした場合があります。
ご家族様が仏式の場合「お線香を焚くのは当然の事」 と思われるかもしれませんが、ペットにとっては嫌な好意であるとも考えられます。

葬送の形態に決まりはありませんので、ご家族様の方でよくご検討いただき、ご準備ください。

火葬・葬儀の日時を決める

ご遺体の安置と並行して、火葬を行う日時をご検討いたしましょう。

当社では365日(午前6時~午後23時)ご火葬依頼を受け付けております。

ご家族皆様の都合を考慮して頂いた上で最適と思われる日時をお決めください。

亡くなった翌日等に火葬を行う場合は、特別な保冷材等を用いた処置を施す必要はありませんが、火葬日まで数日間の安置期間がある場合は、季節や条件によって、ご遺体の保冷を行う必要があります。 

火葬・葬儀を迎える日まで

火葬の日を迎えるまで、ご飯とお水は毎朝換えてあげましょう。

ご遺体の保冷方法は2~3日程度であれば市販の保冷材で十分対応できますが、長期間安置する場合は夏場はもちろんですが、保温性に優れたお家の場合、冬場でもお部屋が非常に温かくなり思った以上にご遺体の腐敗が早く進行してしまいます。

※体温を保つ為、ある程度使用した保冷剤や氷等は出来るだけ交換し、体温を上げないようにしてください。
交換時、身体に水滴等が付いていた場合は拭き取ってあげましょう。

注意事項

飼い犬登録をしている仔が亡くなった場合、鑑札及び狂犬病の予防注射済票を各市町村に持参し、犬の死亡届出書に記入して手続きを行う必要があります。